松尾芭蕉は奥のほそ道真っ最中
長年住んできたこの家とも、
これでおさらばだぜ
この家には多くの思い出がある
悲しい思い出も、楽しい思い出も、
なんでもある家
だが、それもこれまで
今、俺はこの家を置いて旅だつのだ
その前にこの家と俺の思い出のために詠おう
そして泣こう
・・・・・・
ティーンエイジのときからずっと詠ってきた
気が付いたら45歳
そして家を失う
厳しい世の中
でも俺は詠い続けるために旅に出る
それがロック魂
ハイカー魂
いつかこの家に新しい人が住み
娘が生まれ、雛壇を飾るだろう
俺が住んでいたころとは
違う思い出がうまれるだろう
草の戸も 住み替わる代ぞ 雛の家
草の戸も 住み替わる代ぞ 雛のyeah
Uh~uh
・・・
・・・・・・
あ~どうしよー
洒落なんない
ちゃんと働いてればよかった
ちゃんと家賃払えれば出ずにすんだんだろうけど
これからどこ行ったらいいんだよ
詩一本で生きてく決意したけど、
それ19のときだから、さすがに時効でいいいでしょ
テスト用紙の裏に夢を書いて、紙ヒコーキにして飛ばしたけど
俺の夢はシェフだったんだよね。当時!
もーいいでしょ!
これ以上苦しめないで!
売れないのよ、琵琶一本じゃ売れないのよ!
・・・
・・・・・・
ふ~
まずは住むとこ探さないと